パニック障害 症状の改善方法



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パニック障害かどうかの診断方法


パニック障害かどうかの診断方法はどうすればいいのでしょうか。
単にパニック発作が起こったかどうかということだけではありません。

「広場恐怖」,「予期不安」といった、パニック障害の症状も発症している
かどうかの確認がまず必要です。もし,パニック障害を発症していれば
その症状の経過はどうかという確認も重要とされています。

また、身体の検査も行います。それは,発作の原因が薬や甲状腺機能亢進症、
心臓や呼吸器など身体の異常で起こっていないかどうかを調べるためですね。

例えば、発作が起こった時に激しい胸の痛みを感じたという場合には、
狭心症や心筋梗塞の疑いがないかを検査します。
パニック障害は、以下のような問診を中心におこないます。

一定の基準に従った診断が行われます。

・初めて発作が起こったのはいつか
・最近、身のまわりで、何か大きな変化や事件は起こらなかったか
・どのくらいの時間にわたって発作が続いていたか
・今までに発作を何回くらい経験しているか
・発作のきっかけ、原因として思い当たるものはあるか
・仕事の内容や人間関係など、日常生活でストレスを感じているものがあるか
・発作時にどのような症状があるか
・最近の発作はいつ起こったか
・発作が起こってから今まで、どのような気持ちでいたか


軽い症状のものから重い症状のものまで,パニック障害については
いろいろな症状があります。そのため、実際には広場恐怖を伴う慢性化した
パニック障害があります。

あるいは,広場恐怖を伴っていない軽度のパニック障害の二つに分けられる
場合もあります。

パニック障害における家族・周囲の対応


最後に家族や周囲の対応について説明しますね。
家族や周囲の人はどう接すればいいのか?

【病気を理解する】

周囲の人も病気について理解してあげることが必要です。
まず、身体に異常がなくとも激しい症状が起きる病気があるということを
認識しましょう。

また仮病や気の持ちようで治るものではなく、治るまで時間がかかることも
あることを理解しましょう。

【発作が起きてもあわてず騒がず】

周囲が騒ぐと本人の不安が増します。楽な体勢にさせてやさしく声をかけたり
身体を摩ったりして落ち着かせ、「すぐに治まる」と安心させます。

【外出や通院の同行や食生活のサポート】

広場恐怖があると一人で電車に乗ったり街中を歩くことが困難な場合があります。
通院や暴露療法などの治療で必要な際には同行してあげましょう。
また、正しい食生活など日常的なサポートも。

【うつ病の併発もあると知っておく】

パニック障害はうつ病を併発することがあり、またパニック障害が治ってきた頃に
発症することもあります。
適切な対応ができるよう早く気づいてあげることです。

家族や周囲の人たちの力も必要なんですね。
まだまだ治療法はあると思いますが、これらの事に気を付けながら接するのが
一番だと思います。

パニック障害 治療


パニック障害の治療法には、心理療法、暴露療法などの治療法もある。

薬物療法

パニック障害を発症すると最初に必要なのは、やはり薬です。
症状が表れれば薬で抑えることが基本となり、発症して間もなければ、
これだけで治る可能性も大きいのです。

心療内科や精神科へは行きにくいものですが、恐怖がトラウマに
なればなるほど治りは遅くなるので、早めに行かなければなりません。

根本療法ではありませんが非常に楽にはなります。
再発しやすく、副作用として眠気・ 脱力感 ・ 吐き気 ・ 便秘 ・ 渇き
などがあります。

認知行動療法

認知行動療法とは、ちょっと心臓がドキドキしただけで
「死んでしまうのでは」と物事を悪い方にばかり考えたり、本来恐怖や
不安を感じる必要のないことに過敏に反応してしまうなどの「心の過った反応」
を治していくことが目的です。

自分の生活状況や考え方、行動がパニック発作とどう関連しているかを理解し、
電車に乗れない、人ごみの中を歩けないなどの行動をコントロールできるように
していく訓練療法です。

自律訓練法(リラクゼーション)

不安やパニックが起きたときに呼吸法やリラクゼーション法によってコントロール
する方法を身につけます。
身体の緊張を解く→心のリラックスを引き起こすことを利用します。

暴露療法(エクスポージャー)

不安や恐怖のために避けている場所や状況に少しずつ慣らし、
克服した経験をつんで自信をつけていく方法です。

「自分が避けている場所がパニック発作とは関係がない」ことを身をもって
確かめていきます。
最初の目標がクリアできたら、少しずつ段階的に目標のレベルを上げていきます。




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